あお について

「青」は、いちばん最初に習う「あお」の漢字。
でも、少しずつ「あおいろ」がいっぱいあることに気付く。
本の中や、景色の中で
「あ、これは「青」じゃないな」って、感じる。
蒼だったり、
碧だったり、
藍だったり、
はたまた空色だったり。
英語だと「なんとかブルー」みたいな名前になったりするけど、
ニホンゴはちがう。
そういうとこ、好き。
絵の中でもピンクの絵や茶色の絵、黒の中にさしこんで、
ビシっと決まったとき、なんかすごく嬉しい。
黒はだいたいにおいて「ビシッ」ときめちゃうヤクザな色なんだけど、
「あお」はもう少し気難しい。
そういうちょっとひねくれた「あお」がすき。
実のところ、ヒトもそういうのが面白いからすき。
ぼちぼち寒くなってきて、
夜中の空が濃い藍色になると、
なんだか嬉しい。
暗くてきりっとした冷たい空気のなかにいると、
なぜか「生きてるー」って感じる。
お昼間の自分より、ずっと細胞が活性化してるのがわかる。
わたしはきっと、まともに夜行性なんだな。